校長室より

佐橋 庸寿
 
 本校は、1915年(大正4年)に地元の輿望を担って愛知県中島郡起町立織染学校として開校し、100年以上の歴史と伝統のある高等学校です。この間、着実に教育実践を積み重ねて、卒業生は全国の産業界の多くの分野で幅広く活躍して、高い評価を受けています。

 在校生は、校訓「明るく、正しく、たくましく」のもと、確かな学力・豊かな人間性・健やかな身体の調和した社会の変化に主体的に対応できる人を目指して、積極的に学習や資格取得、競技大会、部活動に取り組んでいます。

 全日制は、機械科、電子機械科、電子工学科、化学工業科、デザイン科の5学科があり、ものづくり立国日本を支えるために新しい製品や技術の開発ができる技術者を目指して、専門的な知識や技術、資格を身に付けています。工業高校は男子が多いイメージがあるかもしれませんが、女子生徒が約2割在籍しています。校内における学習だけではなく会社見学や校外学習、地域の行事に積極的に参加して学習の成果を発表するなど、体験的な学習を通してコミュニケーション能力を身に付けながら充実した学校生活を送っています。

 資格取得や競技大会では、機械科の生徒が愛知県溶接技術競技大会で4連覇、化学工業科の生徒が難関の危険物取扱者試験の甲種に合格、デザイン科の生徒が第44回レタリング技能検定試験2級で最高得点者として文部科学大臣賞を受賞するなどの成果をあげています。また、部活動では、陸上競技部が毎年ように東海大会や全国大会に出場しているほか、多くの部が県大会に出場しています。文化部では、電子機械研究部が鈴鹿サーキットで行われたソーラーカー4時間耐久レースに参加して、革新性と独創性で優れたチームに贈られるトリナ・ソーラー賞を受賞しました。

 卒業後の進路は、約25%が進学、約75%が就職しています。進学は、国公立大学の東京藝術大学、岐阜市立薬科大学、岐阜大学、愛知教育大学、愛知県立芸術大学、金沢美術工芸大学などのほか私立大学に進学して、高校で身に付けた専門分野を更に深く学んでいます。大学卒業後は、専門知識や技術を生かしながら、企業だけではなく中学校や高校、大学の教師として勤務している卒業生も多くいます。就職は、多くの生徒が県内外の優良企業に採用され、入社後も職場のリーダーとして活躍している卒業生が多くいます。

 昼間定時制の「翼キャンパス」は、平成11年に昼間定時制課程・単位制普通科の高等学校として開設しました。校訓「明るく、正しく、たくましく」のもと、「翼をひろげ 飛び立とう 大地を蹴り 高く高く 夢を追って」をキャッチフレーズに、落ち着いた学校の雰囲気の中で、生徒はのびのびと明るく楽しい高校生活を送っています。自己の学習環境や生活状況に応じて、学習年限や時間割を自ら選ぶことができるため、心にゆとりをもちながら必要な単位を修得して卒業することができます。また、進路ガイダンスによって学習計画を立てながら、自分が希望する進路に必要な学習内容を、幅広い選択科目の中から興味や関心のある科目を選ぶことができます。クラスや授業は少人数で編成されているため、学習や生活等の悩みは、担任や教科担当の先生に相談しやすく、その他にも校内のスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーの方にすぐ相談することができるため、生徒は家庭的で温かい雰囲気の中で高校生活を送っています。

 中学生の皆さんは、8月の体験入学や10月や11月、12月のオープンキャンパスに参加して、本校の楽しく充実した高校生活を体験してみてください。